1: 紅茶飲み(゚д゚) ◆MILKTEAwJUd. 紅茶飲み(゜д゜)φ ★ 2015/06/20(土) 17:18:59.45 ID:???*.net
「鳴門わかめ」で有名な徳島県で、県立農林水産総合技術支援センターが、
別の品種のワカメとの交配により暖かい海でも育ちやすいワカメを開発した。
地球温暖化の影響で減少している生産量の回復が期待できる。
担当者は「交配による品種改良は、環境の変化に直面する他の地域でも活用できる」と話す。
センターによると、鳴門市沿岸の海水温は過去50年で約1・5度上昇。
ワカメは23度以下の冷たい水を好むことから、種苗を海に出す時期が
10月上旬から同下旬にずれ込み養殖期間が短縮した。
その結果、県内のワカメの生産量は生産者の減少などと相まって、
平成25年で約6400トンと、ピーク時の半分以下に落ち込んでいる。
センターは温暖化に適応したワカメを生み出そうと、異なる品種の雌雄を掛け合わせる改良を22年に開始。
全国から収集したワカメから3種類を選び交配を試みたが、葉がごわつくなど品質に課題が残った。
25年から、徳島県南部の太平洋海域で生育する天然ワカメとの交配に転換。
試行錯誤を経て、暖かい海でも育ち、現状よりも1~2週間ほど養殖を早く始められる品種の開発に成功した。
成長も速く、葉の食べられる部分の重さが従来と比べ1・2~1・9倍になる。
風味や歯応えのある従来の品質も維持した。
今年秋から県内の生産者が本格的に養殖を始め、来年には商品として売り出す予定だ。
開発に携わった同センター水産研究課の棚田教生主任(40)は
「市場に出せるレベルの養殖品種を交配により開発したのは全国的にも例がない。
全国で進むワカメの生産量減少を食い止めるきっかけになれば」と語った。
6.20 12:47
http://www.sankei.com/west/news/150620/wst1506200037-n1.html
画像:収穫時の品種改良されたワカメ(左)と従来の「鳴門わかめ」(徳島県提供)
別の品種のワカメとの交配により暖かい海でも育ちやすいワカメを開発した。
地球温暖化の影響で減少している生産量の回復が期待できる。
担当者は「交配による品種改良は、環境の変化に直面する他の地域でも活用できる」と話す。
センターによると、鳴門市沿岸の海水温は過去50年で約1・5度上昇。
ワカメは23度以下の冷たい水を好むことから、種苗を海に出す時期が
10月上旬から同下旬にずれ込み養殖期間が短縮した。
その結果、県内のワカメの生産量は生産者の減少などと相まって、
平成25年で約6400トンと、ピーク時の半分以下に落ち込んでいる。
センターは温暖化に適応したワカメを生み出そうと、異なる品種の雌雄を掛け合わせる改良を22年に開始。
全国から収集したワカメから3種類を選び交配を試みたが、葉がごわつくなど品質に課題が残った。
25年から、徳島県南部の太平洋海域で生育する天然ワカメとの交配に転換。
試行錯誤を経て、暖かい海でも育ち、現状よりも1~2週間ほど養殖を早く始められる品種の開発に成功した。
成長も速く、葉の食べられる部分の重さが従来と比べ1・2~1・9倍になる。
風味や歯応えのある従来の品質も維持した。
今年秋から県内の生産者が本格的に養殖を始め、来年には商品として売り出す予定だ。
開発に携わった同センター水産研究課の棚田教生主任(40)は
「市場に出せるレベルの養殖品種を交配により開発したのは全国的にも例がない。
全国で進むワカメの生産量減少を食い止めるきっかけになれば」と語った。
6.20 12:47
http://www.sankei.com/west/news/150620/wst1506200037-n1.html
画像:収穫時の品種改良されたワカメ(左)と従来の「鳴門わかめ」(徳島県提供)
【温暖化でも育つワカメ誕生 別種と交配、生産回復期待…徳島】の続きを読む